第24話 「しあわせのたね」by Karen
- gen taneichi
- 2019年3月6日
- 読了時間: 2分
なにせワタクシ40年も「たねいち」って名前でやってますから「タネ」って言葉には少しだけ敏感なんですね。とは言うものの子供の時の僕はといえば、この「タネ」ってのがどうも氣に入らなかったんです。なんでだろう?なんか王子様っぽくないというか、赤レンジャーっぽくないというか…。よくわかりませんが、とにかく自分が思い込んでいた「既存の素敵枠」から抜け出せなかったんですね。それから時はずいぶん経って30歳くらいの時に、何人かの人に「タネイチって良い名前だね〜 すべてはタネからだもんね」なんて立て続けに褒められたもんだから、その日から好きになるという軸の甘さもご愛嬌。
ボサノヴァのあの歌い方、諸説ありますが、隣の部屋に恋人達の会話が聞こえないように…的な意味合いであの歌い方になったとか。まさにKarenさんの囁くような歌声はそのそれで、優しく空間を癒してくれます。 元々ボサノヴァシンガーじゃなかったKarenさんにこの道を勧めたのはお母様だったと聞いたことがありますが、大正解でしたね。話し方や微笑み方まで、天職にしか思えないですからね。オーボエ奏者tomocaさんがゲストの時にもお話ししましたが、天職って意外と自分で決められないものなのかもしれません。流れに任せて「楽」に生きて行けば、正解が待ってるんだってサインをもらった氣さえします。お疲れ氣味のみなさん、この人の癒し力はまさに「しあわせのたね」ですからね。Karenワールド、是非ご堪能ください。
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